八代地域連携チェックシート(CS)について
- 緒言
- 地域包括ケアシステムの中で、かかりつけ薬剤師・薬局が地域のチーム医療の一員として、服薬指導の一元的・継続的な把握や在宅での対応を含む薬学的管理・指導等の機能を果たすことを目的として”患者のための薬局ビジョン推進事業”を各地で行っている。
熊本県では「患者のための薬局ビジョン」の「第2の1:かかりつけ薬剤師・薬局がもつべき機能」の「(5)患者等のニーズに応じて強化・充実すべき2つの機能」の「A高度薬学管理機能」項などの記載を踏まえ、薬局薬剤師が医療機関において研修を行うことなどにより、地域におけるチーム医療の一員として必要な知見や能力を充実・強化させ、薬局薬剤師と病院薬剤師の連携(薬薬連携)等を含む地域における在宅医療や外来化学療法等に係る人材を育成するための人材育成事業を行った。
今回当HP上に掲載している八代地域連携チェックシートは熊本総合病院薬剤科に出向し、病棟での服薬指導を含め、病院薬剤師の行う業務を専門薬剤師から講習を受けながら研修を重ねた結果、作成した地域薬薬連携の際に情報を共有できるツールである。情報提供をスムーズにするために、「栄養」「がん」「緩和医療」「感染症」「褥瘡」「汎用」の連携シートを作成したものである。是非この連携シートを地域の連携ツールとして活用して頂きたい。
尚、会員ページには更に「各種がんに対するレジメン別パンフレット」「抗菌薬使用マニュアル」等も別途掲載しているので参考にして頂きたい。
- 地域連携CS
- A4版【Word】 内容:地域連携シート(基本情報、栄養、がん、緩和医療、褥瘡)、感染症確認シート(薬局用)
- 地域連携CS
- お薬手帳版【Excel】 内容:薬局からの情報提供、汎用型、栄養、緩和医療、腫瘍、褥瘡